年末年始に読んだ本2022-2023
順不同
- 『猫恋人』『猫恋人:キミにまたたび あのコに小判』『ポッケの旅支度』イシデ電
いつも行く本屋にずっと置いてあった。ようやく手に取る。連作もので、こんなにたくさんの人を豊かに描けるのすごいと思う。話も例えば猫アレルギーが恋愛を妨げたりするやつとかがよかった。『ポッケの旅支度』はコミックエッセイで、これもいい。
- 『ムサシノ輪舞曲』河内遙
いい男しか出てこない。いい男たちが悶々と片想いする漫画。
- 『センチメンタル無反応:真造圭伍短編集』『ひらやすみ 4』真造圭伍
短編集に入ってる「悪性リンパ腫で入院した時のこと」は病気になって「ひらやすみ」の1話を書いたところで終わる。うちの本棚がいっぱいになってから『ひらやすみ』を買うのをやめていたけど、やっぱり気になって続きを読んだ。
- 『書籍修繕という仕事』ジェヨン著、牧野美加訳
お金のことは書いてないが、book conservatorという専門家がいて、書籍修繕が仕事になることが素晴らしいと思った。公共図書館で働いていたときは、応急処置的にとりあえず読める状態に急ぎで拵えていたので。
深く理解したいと思った。
- 『日記をつける』荒川洋治
日記をつけるにあたり。
一年通してあまり読めなかった。特に小説を読むのが辛い。明らかに集中力は低下している。
部屋の本棚がいっぱいになってからなるべく本を買わないようにしてた。それと同時くらいに本をあまり読めなくなった。読む気もなかった。でも年末に好きな本屋が閉店することを知って、また本を買いまくるようになったら段々と読めるようになってきた。
— とり (@libtori) 2023年1月1日